コンテストの司会につなぎはいらない

マジックのコンテストで司会は間をつなぐ必要はない。
コンテストはガラショーではないのだから。
公正を期すために余計なことは言わないほうがよい。
司会者が素人の場合は特にやめた方が良い。
「準備まだですかね~」「え~っとなにを話しましょうか?」
などと言うぐらいなら
演技が終わったら幕を締めて次のコンテスタントの準備ができたら
登場しエントリーナンバーと名前を言えば良い。

司会者だけはプロに頼んだ方が良い。
長年MOMの司会をしていただいたナナオさんは適切なつなぎ、紹介を
次の準備ができるまできちんとまとめるプロでした。
決して自分が目立つ事もなく余計な事も言わない。
ナナオさんのおかげでMOMの公演が助けられたのである。

でももし私が司会をする場合は出演者のプロフィールを十分に取材する。
それでも何かつながなければならない場合はそのネタも考える。
ネタと言っても連絡事項をまとめるのである。
「休憩時間にアンケートのご記載をお願いします」
「次のイベントはどこの部屋でレクチャーがあります」
等々

そして公演のチラシがあればそれをご案内する。
「奇術協会会員のだれだれの公演がいつどこであります。だれだれも出演しますので是非お越しください」
MOMでは10枚ぐらいチラシがあるのでこれで結構時間が稼げるのである。
そのチラシ公演の出演者が会場にいればその方を合わせてご紹介すれば喜ばれる。
決して気のきいた事を言おうとはしない。
トークのプロでないのではずす事が多い。
そんな司会者はお客さんもいらいらするからである。
自分ができることを準備してやればいいのである。

パーティー、宴会、結婚式でのマジック出演します。
マジシャン藤本明義
fujikku@muc.biglobe.ne.jp
tel 090-8564-2548