5月6日 国立演芸場にて「ザ・マジック」が開演された。
今回は(公社)日本奇術協会を支えていただいている賛助会員を1部にした公演を実施。
チケットが早々に完売するという人気公演となった。
賛助会員トップバッターは依岡真さん
若者中心のコンテストに挑戦し見事優勝するなどの実力者。
見事なカードとハトの演技だった。
吉慶堂李美さんはお父様から継承された金魚鉢の出現を披露。
でんぐり返しでの金魚蜂出現に拍手が沸いた。
古谷敏幸さんはステッキ、シルクの出現ハト出し、ドレスチェンジなど豪華な演目を披露。
渋谷剛一さんはMOMにもご出演、マジック教室をお願いした事があり奇術協会にいつもご尽力いただいている柏マジッククラブの会長。
きれいなパラソルの熟練された演技。
賛助会員のトリは伊能登志子さん。
若者を相手にコンテストで優勝するなど今やマジック界では有名人。
83歳という高齢とは思えない見事な和妻を披露。
演技、姿勢は我々プロも見習うほどであった。
休憩後は渚晴彦会長、花島美奈子副会長、元はじめ常務理事そして日本演芸家連合会長の三遊亭金馬師匠の中入り口上。
日本を代表する噺家金馬師匠の挨拶で会場は大爆笑。
2部はプロの協会員の演技
ブライト一矢さんはいつもMOMなどで裏方をお願いしているが今回はコメディの演技。
舞台に立つと軽快なしゃべりで会場を爆笑の渦にした。
AKIRAさんは得意のカードではなく新作の変面の演技。
オリジナリティのある若者らしい作品で今後の活躍に期待。
ダーク和秋さんは国立演芸場では珍しく客席におりての演技。
カード当てのマジックや糸の復活などで盛り上げた。
カズ・カタヤマさんはおなじみのマニピュレーション。
いつもながらの安定した演技で会場は大きな拍手。
トリはジュニア渚さんのイリュージョン
プロのダンサーとともにマイケルジャクソン風のダンスと融合した華麗なイリュージョン。
見事にトリを飾ってくれた。
満員のお客様は大変満足されてゴールデンウィーク最後のよい思い出となったようだ。